レーザー治療

むし歯の発生や進行度を精密に診断するために役立つレーザー治療

レーザー治療

歯科治療においては、レーザーがさまざまな場面で使われます。レーザー治療の特徴として「痛みが少ない」「殺菌・消毒作用がある」「治りが早い」などのメリットがあります。また表面だけを安全に治療することができ、副作用もないため妊娠中の方やお子さまにも安心して使用することができます。麻酔を使わずに治療できますので、麻酔の副作用が心配な方にも治療が可能です。

当グループでは、こうしたメリットを活かして、さまざまな場面でレーザー治療を活用しています。

ごく初期のむし歯も見逃さない、むし歯診断器「ダイアグノデント」

ダイアグノデントダイアグノデントはむし歯から発せられる光を読み取り、むし歯の進行状態を数値で表すことのできるレーザー機器の一種です。肉眼では確認できないレベルの歯質の変化もわかるため、ごく初期のむし歯も発見することができます。

定期検診時にダイアグノデントによるチェックを行い、精密に診断した上でむし歯の状態に応じた治療法をご提案します。

できるだけ削らない治療を行う「ネオジウムヤグレーザー」

ネオジウムヤグレーザーむし歯が神経まで達した状態を診断するには、今でも歯をコンコンと叩いたり、風をあてたりして痛みがあるかどうかを尋ねるといった、患者さまの主観に頼った診断が行われることが多いようです。

当グループでは、歯髄炎を起こしているかどうかを正確に判断し、必要な部分だけ精密な治療を行うために、ネオジウムヤグレーザーを活用しています。ネオジウムヤグレーザーは、歯質をエネルギーが透過し、痛い歯を正確に診断することができますので、削る治療を最小限にして、歯を守ることができます。また「歯がしみる」などの知覚過敏の症状や、根管治療にも活用しています。