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近年、注目されているインプラント治療について、取材を受けました。
「これから、この歯を大事にします」
治療を受けた患者さんのひとことで、インプラントの素晴らしさを確信しました。
スタッフ一同、新しくなったクリニックで皆様のご来院を心よりお待ちしております。
↓クリックでPDFファイルが開きます↓

こんにちは。医療法人晴咲会理事長 萩原 聡です。
船橋市本中山に「わかば歯科クリニック」「わかば総合歯科」。市川市大野町、南大野、柏井町地区に「わかば総合歯科 市川」を開院し、日々地域の皆さまの歯とお口の健康づくりに携わっています。
※わかば総合歯科につきましては、2024年2月20日Openしました。
私は、歯科医師としてゼロからスタートさせ、3台の診療チェアから始めた「わかば歯科クリニック」は、今では多くの患者さまに来ていただけるようになり、スペースを広げ診療科目も充実させてきました。また、小さいお子さま連れや車で来られる方にも便利な「わかば総合歯科」を開院しました。さらに2018年に、わかば歯科クリニックの近隣に「下総中山わかば第3歯科」を開院。商店街の1Fにあることで、近くにお住まいのお年寄りからお子さまにも通いやすいクリニックでした。より多くの患者様に当院の治療を受けていただきたく、2024年に「下総中山わかば第3歯科」を市川市柏井町に移転。医院名を改め「わかば総合歯科 市川」として2月20日にオープンいたしました。
「わかば総合歯科 市川」はJR武蔵野線 市川大野駅が最寄駅となりますが、駐車場も完備しており、大野町、南大野、柏井町や近隣にお住まいの方は通いやすい環境となっております。
私は歯科医師として、晴咲会理事長として研鑽を積み成長しながら、自らの目指す方向性がより明確になってきました。それは、将来を考えて歯を守り健康を維持する歯科診療です。
従来の悪いところだけを治す歯科治療では、歯は守れません。質の高い治療で問題を解決し、お口を健康にした上で効果的な予防を行い、健康を維持することによってこそ、歯を守ることができます。さらにお口の健康は、全身の健康とも深く繋がっているので、全身の状態を考えることも必要です。
そこで、幅広い分野のスペシャリストである歯科医師に集まってもらい、専門性の高い診療を提供できる設備を整えました。効果的な予防を実現するために、歯科衛生士の育成にも力を入れ、さらに信頼される歯科医院となるために快適な医院環境やホスピタリティにも注力してきました。お口だけではなく、全身や患者さまのパーソナリティ・ライフスタイルまでを考慮した診療姿勢を徹底してきました。
私は歯科診療の可能性を信じています。多くの"引き出し"を備え、患者さまのご要望にお応えし、問題を解決し、歯を守っていくことが私たち歯科医療人の使命です。歯科診療の価値を高め、歯とお口の健康を通じて多くの方の健康寿命を伸ばし、地域に貢献していきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
経歴
東京歯科大学卒業
社団法人 日本歯科先端技術研究所
公益社団法人 日本口腔インプラント学会
ITI(Straumann Implant)認定スペシャリスト
認定コース
寺内吉継主宰 米国式 根管治療コース
高橋 登主宰 ダイレクトボンディング コース
藤本研修会
米国歯科補綴専門医 藤本順平主宰
補綴・咬合コースPartⅠPartⅡ
(精密な歯科治療、噛み合わせ 被せ物)
アメリカ歯周病学会認定医 藤本浩平主宰
ペリオインプラントコース(歯周病治療)
米国歯内療法専門医 石井 宏主宰
歯内療法コース
(顕微鏡下での精密な歯の根の治療)

歯科治療においては、レーザーがさまざまな場面で使われます。レーザー治療の特徴として「痛みが少ない」「殺菌・消毒作用がある」「治りが早い」などのメリットがあります。また表面だけを安全に治療することができ、副作用もないため妊娠中の方やお子さまにも安心して使用することができます。麻酔を使わずに治療できますので、麻酔の副作用が心配な方にも治療が可能です。
当グループでは、こうしたメリットを活かして、さまざまな場面でレーザー治療を活用しています。
ダイアグノデントはむし歯から発せられる光を読み取り、むし歯の進行状態を数値で表すことのできるレーザー機器の一種です。肉眼では確認できないレベルの歯質の変化もわかるため、ごく初期のむし歯も発見することができます。
定期検診時にダイアグノデントによるチェックを行い、精密に診断した上でむし歯の状態に応じた治療法をご提案します。
むし歯が神経まで達した状態を診断するには、今でも歯をコンコンと叩いたり、風をあてたりして痛みがあるかどうかを尋ねるといった、患者さまの主観に頼った診断が行われることが多いようです。
当グループでは、歯髄炎を起こしているかどうかを正確に判断し、必要な部分だけ精密な治療を行うために、ネオジウムヤグレーザーを活用しています。ネオジウムヤグレーザーは、歯質をエネルギーが透過し、痛い歯を正確に診断することができますので、削る治療を最小限にして、歯を守ることができます。また「歯がしみる」などの知覚過敏の症状や、根管治療にも活用しています。

最近、働き盛りの世代の方にかみ合わせの不具合や、歯ぎしり、食いしばりなどのトラブルが増えています。かみ合わせやストレス、生活習慣などの原因を見極め、口腔全体を考えた総合的な治療が必要です。当グループでは咬合治療の専門家が、原因にアプローチした幅広い視点からの治療を行っていますので、お心当たりのある方はご相談ください。
口を開け閉めする時に違和感があったり、カクカク、パキンというような音がする場合、顎関節症の疑いがあります。あごがじわじわ痛む、あごを動かすと音が鳴る、口が大きく開かない、かみ合わせが悪くなる、口が閉じられない、耳鳴りや耳の閉塞感がある、頭部や顔面部の神経痛などが主な症状です。顎関節症は一つの原因だけではなく、さまざまな原因がからみ合って発症することの多い病気です。原因としては、ストレスやあごに負担をかける食いしばりや歯ぎしりのクセ、かみ合わせの不具合などが考えられます。
治療としては、顎関節症周辺の筋肉の柔軟性の向上や可動域の改善、血液循環の促進などが行われます。顎関節周囲のマッサージやレーザーによる痛みの治療や、あごの動きを正常にする運動療法も行うことがあります。当グループでは、咬合診療の専門家が原因を見極めて、患者さまの症状に合わせてマウスピースなどを利用しながら適切な治療を提供しています。
<顎関節症の原因と考えられるリスク>
・歯並びや歯の欠損によるもの
・食いしばりや歯ぎしりのクセ
・かみ合わせの不具合
・骨格的な要素
・精神的なストレス
・筋肉痛を含む筋肉のバランスの不具合
寝ている間の歯ぎしりや、起きている時の食いしばりに悩まれている方が増えています。歯ぎしりや食いしばりを繰り返すことにより、歯に負担がかかり細かいひびが入って、そこからむし歯になりやすくなります。また、かみ合わせの不具合から肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。
ていねいにケアをしていても、むし歯や歯周病になりやすい方、むし歯を繰り返す方などは歯ぎしりや食いしばりをチェックすることをおすすめします。当院では、歯ぎしりや食いしばりから歯を守るナイトガード(マウスピース)による治療や、生活習慣指導などを行っています。

歯をなくした場合、最も多い治療法が入れ歯です。しかし「入れ歯が合わない」「噛んだら痛い」等とお悩みの方が多いようです。
ぴったり合った入れ歯でしっかり噛めるようになると、残っていた歯にかかっていた負担がなくなり、歯周組織も回復していきます。また、食べる能力を回復することで胃腸への負担も軽くなります。さらに見た目や話す能力も回復し、生活の質が高まります。高齢になって歯をなくされても、生き生きと充実した生活を楽しんでいただくために、当グループの入れ歯治療をお役立てください。
歯が一人ひとり違うように、入れ歯も一人ひとり違うはずです。当グループでは、ていねいな型取りで患者さま一人ひとりのお口にフィットすることを重視した快適な入れ歯づくりを心がけています。またかみ合わせやお口の中の健康維持に留意して入れ歯治療を進めています。
「長持ちさせたい」「床部分を薄くしたい」「若々しい口もとにしたい」「食事を楽しみたい」などのお好みやご要望にもできるだけお応えし、満足していただける入れ歯をご提供します。
保険診療のリーズナブルな入れ歯から自費でお作りする入れ歯まで幅広く扱っていますので、お気軽にご相談ください。
金属床義歯
薄くて丈夫な構造で、違和感が少なく発音がしやすいので快適な生活を送ることができます。熱が伝わりやすく、食事もおいしくいただけます。また、誤飲も防げます。近年では生体親和性に優れたチタンを使ったチタン床義歯もご用意できます。
シリコン義歯
痛みの少ないソフトな入れ歯で、素材に生体シリコンを使っています。床部をシリコンで覆っているため、上あごに吸いつくような安定感があります。噛む力を吸収するので歯肉に負担がかからず、痛みが気になる方や歯ぐきが薄い方、あごの骨が痩せている方に適しています。
ノンクラスプデンチャー
金属を一切使わないソフトで目立たない部分入れ歯です。柔らかい素材を使用していますので装着時の違和感がなく、大きく曲げても割れることはありません。歯ぐきと同様な色にしているため、装着しても目立たないことが特徴です。
保険診療の入れ歯
プラスチックで作った入れ歯です。保険が適用できますので、費用を安く抑えることができます。

口腔外科は、口腔内と口腔機能に関する臨床医学です。当グループでは、親知らずの抜歯や唾液腺などの小手術、口もとのケガや歯槽骨骨折などの外傷などについても、口腔外科専門医が患者さまの痛みや負担をできるだけ軽減し、安全に治療を行います。
親知らずとは第三大臼歯や智歯とも言われ、最後に生えてくる1番奥の永久歯で多くの場合10代後半から20代で生えはじめます。しかし近年はあごが細く、親知らずの生えるスペースが不足している人が増える傾向にあり、生えても一部だけが出ている、横に傾いている、完全に埋まったままになっているなど、複雑な生え方の親知らずが増えています。
生え方によっては充分な歯磨きができないためむし歯になりやすく、また周りの歯や歯ぐきに悪影響を与えて炎症を起こしやすくなりますので、早めに抜歯などの治療を受けることがすすめられます。
生え方によっては若いうちに抜歯を
親知らずを抜歯した方がよいのは、中途半端に生えてきて歯の一部だけが見えてきている場合や横向きに生えてきている場合、骨の中に完全に埋まっているがレントゲン写真上問題がある場合、歯並びを悪くする恐れがある場合などです。年齢が若い時の方が抜歯後の骨の回復がスムーズであることからも、若いうちでの抜歯をおすすめします。
親知らずの隣の歯(7番)がむし歯になりやすい
親知らずが正常に生えていないと、歯磨きが充分にできないため汚れが溜まりやすくなり、そのためむし歯や炎症を起こしやすく、その手前の歯にも影響が及びやすくなります。
歯並びが悪くなる
横向きに生えた場合は手前の歯を押す力が強いため、一番細い歯である前歯の並びが悪くなることがあります。
顎関節症などあごに影響が出る
上下のかみ合わせが悪くなると、顎の筋肉に負担がかかったり、顎関節症を起こしたりすることがあります。
<抜歯がすすめられる場合>
・横向きに生えている
・埋伏して、他の歯の根に悪影響を与えている
・むし歯になっている
・炎症をくりかえしている
・痛みがひどい
・頬を噛んでしまう
・矯正治療を検討している
<親知らずを残した方がよい場合>
・正常に生えている
・完全に埋まっていて問題がない
・手前の歯を失い、親知らずを利用してブリッジを検討している
・親知らずを歯の移植に利用したい
外科的処置を必要とする病気や、難症例の根管治療なども口腔外科分野です。
歯科小手術
歯肉や歯根の周囲に腫瘍ができるエプーリス(歯肉腫)や、のう胞などの歯科小手術も行っています。
歯牙移植
重症のむし歯や、歯が割れるなどして歯を残せない場合、生まれつき歯がない場合、親知らずやお口の中で機能してない歯(埋伏歯)を移植歯として埋め直す治療のことをいいます。移植した歯は、他の歯と同じように機能することができます。
ヘミセクション・トライセクション
ヘミセクションは、下顎の大臼歯の2本ある歯根のうちの1本を抜いてしまう治療です。歯根が折れてしまったり、穴があいて残しておくことが不可能だが、もう1本は残せそうだという場合に、悪くなった方の歯根を取り除く手技です。トライセクションは、上顎の大臼歯の3本ある歯根のうち、1本をヘミセクションと同様に切断して抜く治療です。
逆根管充填(歯根端切除術)
根管治療で被せ物が除去できない場合や根管が曲がっていて治療ができない場合、歯肉を切開して歯根側から治療する方法です。

歯並びのよい歯とは、位置や形・色などが美しく噛みやすい歯であること。そして、外から見た顔立ちや口もとが整っていることが条件です。現代人はあごの骨が小さくなってきているので、1本1本の歯がきれいに並んでいても、あごの大きさに不相応な本数であると歯並びが外側に広がり、口もとが膨らんで見えます。また、歯が外側に広がって生えた状態ではかみ合わせが悪くなり、顎関節症などの原因ともなります。
当グループでは、矯正歯科の専門研修を受けた歯科医師による治療をご提供しています。歯並びを治すことによって見た目の悩みを改善すると共に、歯本来の機能を充分に発揮できるようにし、また歯が磨きやすい環境をつくることによって、むし歯や歯周病の予防につなげます。
成人の歯は親知らずも入れると32本ですが、あごが小さくなる傾向にあるので、32本全てをあごの上に並べようとすると外に拡がってしまい、歯が斜めに生えるケースが増えています。本来、歯は垂直方向に力がかかるものなので、斜めに歯が生えていると負担がかかり、むし歯などのトラブルになりがちです。
生涯にわたって、健康な28本の歯を守るために
当グループでは、矯正歯科認定医が「生涯よい歯28本」を基本に、理想的な歯並び・口元を目指して計画的に28本の歯を、より美しく機能的な位置に配置し持続させる治療を行います。
親知らずと4番の歯(第1小臼歯)も抜いて24本にすることは矯正治療にもありますが、歯を守ることを重視する当グループでは、20歳代で歯の総数が28本になるような矯正治療を行っています。高齢になっても多くの歯を残すために、「80歳で20本」の自分の歯を残すためには、歯の本数は確保しておきたいという理由からです。
歯をきれいに並べるだけでなく、横顔の鼻、唇、あごの高さを結んだEライン(エステティックライン)に唇の高さが収まると、引き締まった口もとになり顔立ち全体が美しく整えられます。当グループでは歯をきれいに並べるだけでなく、Eラインに唇の高さが収まる引き締まった口もとを目指し、バランスの良い整った顔立ちになるように心がけています。
矯正治療の目的は、歯並びをきれいにすることだけではありません。当グループでは、しっかりと噛めるかみ合わせや、お口の中を清潔に管理しやすい環境にすることで、歯やお口の健康を守り、歯の寿命を延ばすためにも矯正治療は効果的だと考えています。また、矯正治療中のメンテナンスにも力を入れ、むし歯になってしまった際も速やかに対応しますので、安心して治療を受けていただけます。
<歯並びを悪いまま放置することによるデメリット>
・歯磨きがしにくいため、むし歯や歯周病になりやすく口臭の原因になる
・かみ合わせが悪いために食べ物を噛みにくく、話すときに言葉が漏れる
・子どもの場合あごや骨の成長が遅れ、発育不良を招く恐れがある
・コンプレックスにより、人前で笑ったり話したりすることがおっくうになり、消極的な性格になる
近年、子どもたちのあごの骨は小さくなってきていますが、歯の大きさは変わらないため、歯が並びきらずに歯並びが悪くなる傾向にあります。そこで、子どものあごが成長する時期に矯正治療を始めると、あごや口腔の成長を活かして上下のあごのバランスを整えられるので、健やかな成長を促すことが期待できます。
あごの成長が終わり、永久歯の歯並びが完成した時期に矯正する際は、抜歯が不要となることも少なくありません。お口の状態に合わせた治療計画を立てますので、治療方法、装置の種類、治療期間や費用などはお気軽にご相談ください。
子どもの矯正を始める時期とは?
歯並びや咬み合わせの状態は人によって異なるため、治療を始める時期も違ってきます。歯並びや骨格、あるいは成長のスピードによって早期治療が適している子どももいれば、成長を待ってから始めた方がいい場合もあります。
治療のタイミングを逃してしまうと骨格などにズレが生じることがあります。また、成長してからでは矯正治療が難しくなり、治療期間もそれだけ長引きます。適切な時期を見極めるためにも、永久歯の前歯と奥歯が生えてくる6~7歳頃に、一度矯正専門医の診断を受けることをおすすめします。
歯やあごの成長発育が終了し、永久歯になった方への矯正治療です。歯列をきれいに並べ、かみ合わせを整えます。近年はサービス業や営業職など、人前でのお仕事の機会が多い方が歯並びを気にされて治療を受けるケースが増えています。また、中高年の方でも健康な歯や歯ぐきであれば治療は可能です。加齢により悪くなった歯並びの矯正も行います。
「目立たない矯正装置にしたい」「取り外しのできる矯正装置にしたい」「部分矯正で気になるところだけ治したい」などのご要望にもお応えしますので、お気軽にご相談ください。
患者さまのニーズに合わせた装置が選択できます
当グループでは、目立ちにくい透明な装置や痛みの少ないワイヤーブラケットなど、幅広い種類の装置をご用意していますので、患者さまのご要望に合せてお選びいただけます。
インプラント専門医や口腔外科医と協力した「歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正治療」にも対応します。
【歯科矯正用アンカースクリューを使用したインプラント矯正とは?】
上下の顎のずれが大きい不正咬合などで、外科的手術を必要とした症例などに使われる治療です。インプラント治療の技術を応用した治療方法で、埋入した歯科矯正用アンカースクリューを支点として歯を効率的に移動させます。
八重歯・乱杭歯(叢生)
犬歯などが飛び出して他の歯と重なっている状態です。永久歯の抜歯を伴う治療が多くなります。
出っ歯(上顎前突)
上の前歯が大きく前突している状態。「単に前歯が出ている」「上あごが大きい」「下あごが小さい」という3タイプの症状があります。
受け口(下顎前突・反対咬合)
下あごが出ている状態。上下のあごの成長のバランスが崩れ、しゃくれた顔立ちになる可能性が高まります。前歯の生え替わりの時期に自然に治る場合もあります。
しっかり噛んでも隙間ができる(開咬)
奥歯は噛んでいるのに、上下の前歯が開いたまま咬み合わすことができない状態です。重度の場合は外科手術を伴います。
かみ合わせが深すぎる(過蓋咬合/ディープバイト)
上下の歯を咬み合わせたときに、上の前歯が下の歯を覆い、まったく見えないようなケースです。放置すると顎関節症になる場合もあります。
すきっ歯(空隙歯列歯)
歯と歯の間に隙間がある状態です。あごに対して歯が小さすぎたり、歯が欠損していたりすることが原因です。また舌で前歯を押す癖で生じるケースもあります。

審美歯科は、歯の白さや歯並びなどの美しさに焦点をあてた歯科治療です。一般歯科とは治療目的が少し異なりますが、清潔で美しい歯にすることで見た目だけではなく、お口全体の健康にもよい影響をもたらします。
歯科治療技術の進歩により、さまざまな材質の被せ物や詰め物が開発されています。当グループでは、天然歯に見えるほど自然に仕上げる被せ物や詰め物をご用意し、単に歯の色や形だけでなく、笑ったときの見え方やお顔全体とのバランスなども配慮した審美治療を行います。
歯科技工士との連携で精度の高い審美治療が実現します
当グループでは、健康な歯をできるだけ削ることなく長く使っていただけるように機能性を重視した上で、見た目を美しく整えることを心がけています。さらに、専門的な技術を備えた歯科技工士との連携で歯の色や形を合わせ、精度の高い歯科技工物を作製します。お口の中の状態や、ご要望・ご予算に合わせて最適なものをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
クラウン(被せ物)とインレー(詰め物)があり、素材にもさまざまな種類があります。
当院では、自然観のある材料を使った治療を積極的にご提案しています。それぞれに色調や強度などの特性がありますので、症状やご要望に添って最適の方法をご提案します。
※等ページ記載のクラウン・インレーにつきましては、自由診療となります。
健康保険は使用できませんが、高額治療費は医療費控除の対象となります。
オールセラミッククラウン
セラミック素材は審美性・機能性が高く、安全で長く使用しても変色することがありません。欠けた歯や大きさが不揃いな歯にセラミックのクラウン(冠)をかぶせて歯の色や形、歯並びなどを改善します。
オールセラミックの特徴
●金属アレルギーの心配がない
金属を使っていないので、歯ぐきが黒ずむ心配もありません。
●見た目がきれい
天然の歯に近い色調です。
●長持ちする
メンテナンスや日々のお手入れをきちんとしていただければ、長持ちさせることができます。
オールセラミックは自由診療となります。
費用:121,000円(税込)
※税率は10%の場合
ジルコニアセラミッククラウン
従来のオールセラミッククラウンは、内部・外部共にセラミック単体で製作していましたので、金属を使用した差し歯に比べて割れやすく、奥歯には使えない場合がありました。ジルコニアセラミッククラウンは、格段に強度が増し、特に奥歯に向いています。
フルジルコニアセラミッククラウンは自由診療となります。
費用:88,000円(税込)
※税率は10%の場合
メタルボンド
セラミッククラウンの1種で、金属フレームをベースに、その表面に白いセラミック剤を焼き付けたクラウンです。セラミックによる審美性と金属の持つ強度という各々の長所を兼ね備えています。セラミックは色味を調整することができるため、天然歯と見分けがつかないほどの色合いを出すことができます。また芯に使う金属には白金加金(プレシャスメタル)を使用しています。適合性や耐久性が高く適度な弾性があり、歯に優しく金属アレルギーを起こしにくいなどのメリットがあります。
メタルボンドは自由診療となります。
費用:99,000円(税込)
※税率は10%の場合
オールセラミックインレー
奥歯の銀歯などが目立って気になる場合や、金属アレルギーが気になるというケースに使われる詰め物です。透明性が高いため、より自然な色を再現できます。唾液の吸収がないため口臭の心配もなく、天然歯と見分けがつかないメリットがあります。
セラミックインレーは自由診療となります。
費用:44,000円(税込)
※税率は10%の場合
歯ぐきの色の黒ずみや変色は、表層に入り混んだメラニン色素や、被せた金属が溶け出し、入れ墨のように黒く変色する場合など、さまざまな原因が考えられます。当グループでは、このような患部へのレーザー治療を行っています。
歯ぐきの色素の気になる部分にレーザーを照射します。色素の度合いや治療する範囲により異なりますが、短期間で効果が期待できます。ただしレーザー照射後2日程度はお食事の際に刺激物がしみる場合があります。レーザー治療は痛みがほとんどなく、副作用もなく、歯周病や口内炎の治療にも使われる安全な治療ですので、安心してお受けいただけます。
治療内容・このようなケースに
虫歯治療後もしくは見た目の問題で歯を白くしたい場合など、
歯の一部または大部分を失った場所に対してセラミック・金属(歯科用金合金・金銀パラジウム合金)素材の詰め物・被せ物を装着して見た目・噛み合わせの回復をはかる治療方法。
詰め物・被せ物について
セラミック
・虫歯治療後の詰め物・被せ物を白く希望される場合
・現在の金属の詰め物・被せ物が取れたり欠けたりして、再治療に白い物をご希望される場合
・現在の金属の詰め物・被せ物に問題はないが、見た目を自然に白くしたい場合
・金属アレルギーのある方、または心配な方に
・現在の詰め物・被せ物・ブリッジに違和感、不調のある方などに
・歯茎との境目が黒ずんで気になる方に
金属
・現在の金属の詰め物・被せ物が取れたり欠けたりして、再治療でも金属をご希望される場合
・現在の詰め物・被せ物・ブリッジに違和感、不調のある方などに
健康保険と自費の適用について
当ページにてご紹介しております素材等は、自由診療となり健康保険対象外です
リスク・副作用
- 事前に神経の処置(根管治療)や土台(コア)の処置が必要になることがあります
- かみ合わせ・歯ぎしりの強い方は、破損防止のためにマウスピースをおすすめすることがあります
歯を削ることなく、歯磨きや歯のクリーニングでは落とすことのできない黄ばみを落とすのがホワイトニングです。歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の黄ばみ色素を分解して白くしていきます。天然の歯を白くしていくため、自然な美しい色調に仕上げることができます。
ホワイトニングには、ご家庭で手軽にできるホームホワイトニングと、短い期間で白くするオフィスホワイトニングの2種類があり、ライフスタイルに合わせてお選びいただけます。
ホワイトニングは自由診療となるため、健康保険はご利用いただけません。
ホームホワイトニング費用:16,500円(税込)
オフィスホワイトニング費用:16,500円(税込)
※税率は10%の場合

インプラントとは、歯を失った部分のあごの骨にチタンでできたネジ(人工歯根)を埋入し、そのネジの上に歯を作るという一般歯科と口腔外科を総合した治療です。チタン製のネジがあごの骨と結合するまで2〜6ヶ月ほど時間を要しますが、他の歯を痛めることなく、天然の歯に近い噛み心地を再現できるなど、とてもメリットの多い治療法です。また、きちんとメンテナンスを続ければ、長持ちすることも最近の調査で明らかになっています。
各分野の専門医が結集して治療を行います
当グループでは、インプラント専門医、口腔外科専門医、麻酔専門医によるチーム医療で、安全でしかも高度なインプラント治療をご提供することができます。難症例にも対応することができますので、他院では無理と言われたケースでもぜひご相談ください。
難症例のインプラントについては、骨造成法/再生療法へ
インプラント治療は専用の個室で行い、歯科麻酔医が局所麻酔と静脈内鎮静法を併用して行います。これによりインプラント手術に対する不安や痛み、術中に口を開けたままの状態でいることなどの精神的・身体的ストレスをなくすことができます。また、インプラント手術中も歯科麻酔医が心電計や血圧や血中酸素飽和度を管理し、常に細心の注意を払っているため、安心して治療を受けていただけます。
静脈内鎮静法について詳しく
ブリッジ【支えにする歯を痛めやすい】
抜けた歯の両隣の歯を削り、支台を形成します。そこに連なった義歯を被せます。ブリッジは使用上の違和感がなく、材質によっては見た目が天然歯と変わらないというメリットがあります。しかし、義歯の負担が支台歯にかかり、歯ぐきを痛める原因になります。そのため、抜けた歯が多い場合にはブリッジができない場合があります。また支台歯は、むし歯や歯周病にかかりやすいので、よくお手入れすることが大切です。
入れ歯【歯ぐきや地の歯に負担がかかる】
入れ歯は、一般にクラスプと呼ばれるバネを使って他の歯に固定させます。取り外しが可能で、失った歯が多い場合に適用されます。しかし、物を噛んだ時の負担は歯ぐきに直接かかるため、痛みが出てしまう場合があり、またクラスプをかけた歯には噛むたびに負担がかかり、その歯の寿命を縮める恐れがあります。
違和感がない
インプラントは、天然歯とほとんど変わらない感覚を再現することができます。
耐久性
入れ歯は5年、ブリッジの寿命は7年といわれるのに対し、インプラントは15年も持ちこたえると言われます。状態がよければ、40年以上長持ちしているケースもあります。
よく噛める
入れ歯では満足に噛めないことがありますが、インプラントは強い力が加わっても安定しているため、自分の歯と同じように噛むことができます。
美味しく食べられる
入れ歯では噛む力が弱くなったり、粘膜の一部が覆われて味覚が低下することがありますが、インプラントは味覚が低下することがなく、美味しく食べることができます。
話しやすい
入れ歯がお口に合っていないと動いたりして発音に支障を来すことがありますが、インプラントは話すことに支障はありません。
周りの天然歯への負担が少ない
インプラントは残った歯に依存することがないので、全体の寿命を延ばすことができます。
インプラントについての詳細は「市川・船橋インプラントセンター」ホームページで詳しく説明しております。

従来の歯科の定期検診は、基本的にむし歯や歯周病の早期発見・早期治療を目的としていました。しかし、今注目されている予防歯科は、むし歯や歯周病にならないことを目的としたメンテナンスが中心となっています。
担当歯科衛生士がきめ細かいケアとアドバイスを行います
当グループでは、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士が付き、歯の状態や習慣、ライフスタイルなどを理解した上で、適切なケアとアドバイスを行います。検査結果やプラークコントロールの状況から、カリエスリスクや歯周病のリスクを判断し、通常は3ヶ月間隔、矯正治療中の方は1ヶ月間隔で、最適なメンテナンスをご案内します。
患者さまの今までの習慣も大切にしながら、ご家庭でも無理なくよりよいお手入れができるように、ブラッシング指導や生活指導を行います。
定期検診では口腔内のプラークを採取し、位相差顕微鏡で菌の種類や活動の様子を患者さまにも確認していただきます。カリエスリスクや歯周病リスクを自覚していただき、その後のお手入れのモチベーションアップや適切なケアのご提案に繋げています。
中にはショックを受けられる患者さまもいらっしゃいますが、実際にご自分のお口の中の状態や細菌を認識していただくことで、予防への意識は高まり確実に効果も上がるのです。
高い予防効果が認められているPMTCを中心とした予防ケアを行っています。
PMTC
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)とは、歯科医師や歯科衛生士などの専門家による機械的歯面清掃のことを言います。むし歯や歯周疾患の原因となる細菌バイオフィルムを除去し、再度バイオフィルムが付着しにくい口腔環境を作ることを目的としています。
歯面研磨剤もPMTC専用のものを使用し、歯科衛生士が拡大鏡を使い、歯の表面の細かい溝や歯肉の中の溝も、裸眼で行うより精密に取り除いていきます。そのため歯周病リスクの高い方への的確な清掃はもちろん、健康な状態にある人もその状態をしっかり維持することができます。
●エステ感覚で人気です
痛みや不快感がない快適なクリーニングなので、どなたにも安心して受けていただけます。クリーニングした後は、フッ素入りジェルで歯の表面をトリートメントします。舌触りもなめらかになってお口もさっぱりします。最近は、エステ感覚で利用される方や、口臭やタバコのヤニを気にされる男性の方のご利用も増えている人気の予防方法です。
【細菌バイオフィルムとは】
細菌バイオフィルムとは、成熟したプラーク(歯垢)の表面の膜のことです。水回りの"ぬめり"のようなもので、水で洗い流したり歯ブラシでこすっても取り除くことができません。また、バイオフィルム内の細菌はフィルム状の膜で覆われているため、薬剤にも強い抵抗性を示します。バイオフィルムはPMTCで取り除くことがもっとも確実で効果的です。

ブラッシング・デンタルフロス指導
ブラッシング指導では、正しい歯ブラシの持ち方や、歯や歯ぐきへの当て方・動かし方を指導し、むし歯や歯周病の成り立ちなどをご説明します。正しい磨き方を会得し、今までの磨き癖を改善し、汚れを効率的に落とすコツをマスターしていただきます。
スケーリング
歯肉や歯周ポケットに付着しているプラーク(歯垢)や歯石などを取り除く治療です。毎日の歯磨きでは除去できない歯石を定期的に取り除くことで、歯周病などを予防します。
エアフロー
紅茶やコーヒーなどによる色素沈着や、タバコなどによる歯の表面の汚れ「ステイン(着色汚れやヤニ)」は日常のブラッシングでは落とせません。そこでお勧めしたいのがエアフローです。エアフローは、歯に超微細なパウダーをウォータースプレーとともに射出することで、歯の表面を傷つけることなくステインを短時間で落とします。エアフローとPMTCの併用で清掃した歯には、プラークやステインが付きにくくなります。
フッ素塗布
歯の石灰化を促したり、細菌の活動を抑制させたりする効果があると言われるフッ素を歯に直接塗布し、むし歯を予防する治療法です。定期的にフッ素塗布をすることをお勧めします。
口臭予防対策
口臭が気になる方には舌のクリーニングをおすすめしています。口臭測定器で口臭を把握していただくこともできます。
カリエスフリー(むし歯がないこと)を目指し、乳歯が生え替わって大人の歯になるまで責任をもってコントロールさせていただきたいと考えています。矯正治療を受けるお子さまも、むし歯や歯肉炎の予防を重視し、定期的なクリーニングとご家庭でのケアの指導を徹底しています。
ご家族で来院されることが多いので、お子さまだけでなくご家族にもお口の中についてご説明し、ご家族全員とコミュニケーションをとりながらお子さまのお口の中をコントロールしていきます。気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

誕生から乳歯が生え、やがて永久歯へと生え替わる子ども時代。お子さまの将来を考えると、この時期にむし歯のない永久歯列を作り、歯並びを管理して大切な歯を健康的に育み、お子さま自身に歯磨きの習慣をつけることが重要です。
そこで、むし歯の治療をはじめ、シーラント(※)やフッ素塗布といったむし歯の予防処置、永久歯の歯並びやかみ合わせが正しくなるための生活指導などを行います。お子さまが"歯医者ぎらい"にならないよう、また歯を大切にする気持ちを育み、進んで治療を受けられるよう工夫しています。
※シーラント:奥歯のかみ合わせにある溝を、プラスチックやセメントなどで埋めること
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、細菌は存在しません。しかし、ご家族から2歳ぐらいでむし歯菌が感染し、歯周病菌は4歳ぐらいで感染します。お子さまの歯の予防は、まずご家族がお口の中をきれいにすることと、口移しで物を食べさせたりスプーンを共有したりすることを避けることから始まります。
当グループでは最初に細菌検査を行い、むし歯菌と歯周病菌の有無を顕微鏡で確認します。お子さまのお口の中の状態を確認して、どのような生活習慣がお口に影響を及ぼしているかを分析し、どのようなアプローチが必要かを判断します。また定期的にお子さまのお口の中の写真を撮り、記録として残しながら将来にわたってトータルな管理を行っていきます。
痛みがある場合や何回も通院することが無理な場合には早めに治療を行いますが、通常は無理に治療をすることはせず、まず歯科医師やスタッフと仲良くなり、恐怖心を取り除くところから始めています。
予防では、まずお口の中を診察して歯の生え方や歯並びをチェックし、飲みこんでも大丈夫なフッ素を塗り、シーラントの処置を行います。シーラントは歯の溝の中に食べ物が残らず、ブラッシングもしやすくなるので、むし歯予防に有効です。むし歯があった場合は、ダイアグノデントでむし歯の進行度を客観的に診断して最小限の治療を行い、その他の部分はむし歯の進行を抑えるフッ素を塗ります。
お子さまの治療は、年齢やむし歯の程度、お子さまの性格などにより異なります。当グループでは、小児歯科専門のトレーニングを受けた女性スタッフを中心に、お子さまの気持ちと成長を考えた診療を心がけています。また理事長は、地域の小学校校医を担当し、お子さまの診療経験も豊富です。お子さまの歯やお口の健康や成長について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
お母さんも治療を受けていただきやすいように配慮しています
小さいお子さまのいるお母さんは、自分の健康のことは後回しにされがちです。しかし、むし歯菌や歯周病菌はお母さんから感染することも多く、お母さんご自身がお口の中を健康にしておくことは、お子さまの健康にもつながるのです。
当グループは小さいお子さま連れの方にも来ていただきやすいクリニックです。治療中はスタッフがお子さまも見守りますので、安心してご来院ください。
近年、歯を守る意識が高まり、お子さまのむし歯も減ってきました。しかし「乳歯はどうせ生え替わるから放っておいてもよい」という親御さんも稀にいらっしゃいます。しかし、乳歯がむし歯のままであったり、むし歯が原因で抜けていたりすると、永久歯の成長に悪い影響を与えたり、歯並びを悪くすることがあるのです。また乳歯がむし歯になる子は、永久歯もむし歯になりやすいリスクがあります。
健やかな乳歯は、きれいな永久歯や正常な歯並び・かみ合わせへの第一歩と考えて、しっかり予防してください。乳歯も永久歯も、むし歯が進んでしまうと麻酔をする治療となり、お子さまにとっても親御さんにとっても非常に負担の大きいものです。ぜひ乳歯のうちから歯を大切にしましょう。
歯医者さんデビューは反抗期になる前に
2〜3歳の第一次反抗期にむし歯になると治療が大変です。歯を守るためにも反抗期の前に歯医者さんデビューをして歯科医院に慣れ、歯磨きのトレーニングをして予防を始めることをおすすめします。
また仕上げ磨きは、小学生の間は続けてください。お子さまがいやがる時も歯磨き後のチェックは続けてください。特に高学年の頃には、むし歯になりやすい12歳臼歯が生えてきますので注意しましょう。

根管とは歯根の中の神経が入っている管で、むし歯が歯髄(神経)まで進行した場合や、根管内が細菌に感染したり、根先に病巣ができたしまった場合に行うのが根管治療です。
歯科医療において根管治療は、最も繊細で難しい治療ともいわれています。もし根管治療が不十分の場合、患部が腫れて痛みが再発することがあり、折角きれいな被せ物をしても、治療をやり直すことになってしまいます。当グループでは根管治療の専門医が、世界水準の医療機器と高度な診療技術を駆使して治療を行います。
一般的なレントゲン写真は2次元(平面)ですので、奥に潜んだ根や神経を見逃すことがあります。当グルーブでは歯科CTとマイクロスコープを用いることにより、複雑な形をしている根の先までをしっかり把握し、より正確な診査・診断を行いながら治療を進めています。
より精密に組織を除去するニッケルチタンファイル
ファイルとは、根管内側の汚染された歯の組織の除去を行う治療器具で、当グループでは、従来使われていたステンレス製のファイルより、精密、且つ安全・確実に組織除去を行えるニッケルチタンファイルを使用しています。
正確に根の治療が行えるエンジンリーマー
リーマーとは、ドリルで開けられた穴の径を広げたり、形状を整えたりする道具です。エンジンリーマーはコンピュータ制御により自動で根管を拡大するので、歯の根の治療が正確に安全に行えます。このような精密機器を使用することで、治療回数を大幅に減らすことが可能となりました。
治療の際には、患者さまにラバーダム(ゴムマスク)も使用して、唾液などから大切な歯を守っています。唾液の中には細菌が無数に生息しています。本来、歯根の中の神経や骨は、唾液とは直接触れないので無菌状態ですが、治療中に唾液が触れた時点で細菌が侵入し感染を起こします。こうした感染を防ぐためにラバーダムを使っています。
神経がある場合
【抜髄】
むし歯により歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)が炎症を起こしている場合、麻酔をして歯髄を除去します。場合によっては、薬を塗って歯髄の炎症を鎮めてから抜髄することもあります。
1.リーマー、ファイルなどを使って、歯髄を取り除きながら根管を拡大し、清掃を行います。2.根管の中に薬を入れた状態(根管貼薬)で仮封します。この処置は根管内が無菌になるまで、数回行います。
神経がない場合
【感染根管治療】
むし歯などによって歯髄(歯の中の神経や血管などの組織)が死んでしまい、根管を通じて感染が根の先の部分に及び、ここに病巣(根尖病巣)ができている場合や以前治療した歯の根の先にウミが溜まってしまった場合の治療です。
1.リーマーやファイルを使って歯髄を取り除きながら根管を拡大し、清掃を行います。以前、根管治療をした歯の場合はその時に入れた薬なども取り除きます。2.根管の中に薬を入れた状態(根管貼薬)で仮封します。この処置は根管内が無菌になるまで、数回行います。
根管内が無菌状態になったら
【根管充填】
根管治療を行い、根管が無菌化し歯周組織の炎症が治まったら、根管の中を隙間なく専用のシーリング剤を用いて封鎖します。
根管治療は、この根管充填までしっかりと完了しておく必要があります。途中で中断したまま放置しておくと、根管内の細菌が増え、再度根尖病巣が大きくなっていきます。
根管治療が終わったら
【支台築造(土台を立てること)】
支台の崩壊が大きく所定の形態が得られない場合、金属などにより支台の欠損部を補います。う蝕が大きくなり、ほとんど歯根だけになった場合に噛めるようにするには、土台(支台築造)をつくり、その上にクラウンを被せます。土台の材料にはメタルコア(金属製)や、咬み心地がよく金属アレルギーの心配のないファイバーレジンコアなどがあります。
被せ物を被せる
1.支台の周りをきれいに削ります。この時までむし歯が残っていれば一緒に削り、型取りができるように形を整えます。2.印象(型)を取って、それに合ったクラウンを作成します。かみ合わせも調べるため、全体の印象を取ります。3.クラウンをかぶせて微調整を行い、セメントで接着して治療を完了します。

歯周病は、歯を支えている組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨)が歯周病菌によって破壊されていく感染症で、治療をせずに放置しておくと歯がグラグラになって噛めなくなり、最後には抜けてしまうという怖い病気です。成人の5人に4人はかかっているといわれますが、むし歯と異なり痛みなどの自覚症状が少なく、自分では気づかない方が多いことも特徴です。
自覚していない方にも歯周病検査を実施
当グループでは、歯周病を自覚されていない患者さまの場合も、検診の際に歯周病検査を行い、必要に応じて治療やブラッシング指導、生活指導を行います。進行している歯周病には、歯周病専門医や歯周病ケアの経験豊富な歯科衛生士が連携して、症状に応じた適切な治療と徹底した予防を行い、歯とお口を守ります。
心当たりはありませんか?【歯周病チェック】
☑ 歯を磨くときや、リンゴをかじった時に血が出る
☑ 朝起きたとき、口に粘りがあったり妙な味がしたりする
☑ 歯ぐきがプヨプヨした感じになる
☑ 歯ぐきを指で押すと血膿が出る
☑ 歯がういた感じになり、硬いものが噛めない
☑ 歯ぐきから膿が流れ出る
☑ まわりから、口臭がひどいと指摘される※あてはまることがありましたら、お早めに受診してください。
歯周病検査
歯と歯ぐきの間の歯周ポケットの深さを測ります。唾液検査により歯周病菌の種類を確認することもあります。その結果により、それぞれの症状に合わせて治療の必要性や適切な治療内容をご提案いたします。
スケーリング(保険診療)
歯の表面に付着した歯垢や歯石を除去します。表面がざらざらしている歯石を取り除くことで、プラークが付着しにくい状態になり歯周病が改善していきます。歯石は一度除去してもしばらくすると再形成されますので、定期的なスケーリングの受診をお勧めします。歯石の付き方により通院間隔をご案内します。
歯周ポケット搔爬(そうは)術
歯肉に麻酔をして、歯周ポケットの中の歯垢や歯石を除去する手術です。歯周ポケットの深さが3〜5mm程度の、比較的軽度の場合に行う治療法です。
フラップ術
歯肉を切開して歯槽骨から剥離することで、露出した歯根の歯垢や歯石の除去、歯槽骨の清掃、ダメージを開けた歯肉などの組織を除去し、歯肉を元の健康な状態に戻します。症状が重症な場合に適した治療法です。
歯肉炎(軽度の歯周病)
歯肉(歯ぐき)が赤く腫れ上がり、歯を磨いたり、物を食べたりすると出血する状態です。この段階で、ていねいな歯磨きや歯科医院で適切な処置を受けることで、元の健康な状態に戻すことも可能です。
歯肉(歯ぐき)と歯の間には、歯周ポケットという1mmぐらいの幅の隙間があります。歯磨きなどのお手入れが行き届かないと、このポケットにプラークがたまります。たまったプラークが歯石を造り、徐々に隙間を押し広げて行きます。これを積み重ねることで、歯肉が炎症を起こし、放置すると炎症がますます進んでしまいます。
歯周炎(中度の歯周病)
歯周ポケットが広くなり、そこから出血したり膿が出たり、口臭を感じることもあります。ポケットでの炎症が慢性化し、歯根膜、歯槽骨が先端部より溶けていきます。この頃には強い口臭を感じ、歯が浮いた感じがします。強く噛むと痛みを伴い、歯がぐらついてきます。歯周炎で破壊された歯槽骨や歯肉を元通りにすることはできませんが、進行を止めたり進行の速度を緩やかにすることはできます。
歯が抜ける(重度の歯周病)
歯根を支えている歯槽骨がほとんど溶けてしまいます。歯根が露出し、歯のぐらつきがひどくなり、最後には抜けてしまいます。
歯肉炎は、軽度の歯周病にあたり、今は20代の若者や中高生にも歯肉炎が増えているといわれています。お子さまの歯だけではなく、歯ぐきの状態にも注意してあげてください。
また歯周病菌は、むし歯菌と同様に幼児の頃にご家族からお子さまに感染します。お子さまのためにも、ご家族皆さんで定期的なメンテナンスを受けて歯周病を予防してください。

一度削った歯は、二度と元には戻りません。また、歯を削って詰めた場所から悪くなりやすいので、むし歯の治療では、できるだけ削らない最小限の治療を心がけています。そして治療後は、定期的な検診とメンテナンスで予防を徹底し、お口の中の健康を維持していただくようにリードしていきます。
感染した部分だけを最小限削るために、当院ではむし歯診断器(診断用レーザー・ダイアグノデント)を取り入れ、重度のむし歯にはう蝕検知薬も使い、慎重に削る部分を特定しています。また、ごく初期のむし歯も見落とさず確実に発見するためにも、ダイアグノデントを活用しています。
ダイアグノデントでの診断
1.プラーク除去・歯面の乾燥
2.診査・診断(ダイアグノデントで歯面の状態を確認)
※治療の目安
測定値1〜14 |
特に処置の必要がない |
測定値15〜20 |
予防処置の実施が勧められる |
測定値21〜30 |
予防処置または保存修復が勧められる |
測定値31以上 |
保存修復および予防処置を行う |
麻酔や処置にあたっては、患者さまの感じる痛みをできるだけ軽減するように心がけ、「むし歯治療は痛い」というイメージを払拭したいと考えています。ART(非侵襲的修復治療)テクニックなど、患者さまの負担の少ない新しい治療を積極的に取り入れています。
ART(非侵襲的修復治療)テクニックとは、ドリルなどの機械で歯を大きく削らず、むし歯菌に感染して軟化した歯質だけを取り除き、むし歯の進行を阻害する作用のあるグラスアイオノマーセメントを充填する治療です。小さいお子さまや、歯を削る機械音が苦手な方におすすめの治療法です。
進行したむし歯にはMTA治療を実施
歯髄近くまで進行した重度のむし歯は、刺激により炎症を起こしやすくなるため、歯髄を保存する処置(覆髄処置)が必要になります。MTA治療とは、生体親和性の高いケイ酸カルシウムを主成分とする薬剤で歯髄を保存する治療で、できるだけ歯髄を残し歯を守るために行う治療です。
初期むし歯(Co・要観察歯)
歯のごく表面が感染している状態です。痛みなどはなく、定期検診時に診断用レーザーで確認して発見できるものです。歯を削ったりすることはなく、メンテナンスで進行を防ぐことができます。
エナメルう蝕(C1)
歯の表面に細菌が侵入して穴が開いた状態ですが、まだ痛みを伴う自覚症状はほとんどありません。ここまで進行すると、もう再石灰化はほとんど期待できませんので、穴が小さいうちに治療することが重要です。
象牙質う蝕(C2)
象牙質まで細菌が侵入した状態です。むし歯は中で大きく広がり、冷たい水や風がしみるようになります。麻酔をして感染部分を削り、詰め物をする治療を行います。
神経まで達したむし歯(C3)
神経まで細菌が侵入した状態です。激しい痛みを感じることもあります。放っておくと、熱い物がしみたりズキズキと痛み出します。これが歯髄炎です。感染部分を削り、根管治療を行うことが多くなります。
残痕状態のむし歯(C4)
歯が崩れて根っこだけが残ってしまった状態です。歯髄炎を放置すると、やがてその痛みはなくなりますが、それは治ったのではなく神経が死んでしまって感じなくなっているだけの状態です。さらに放置すると、根尖病巣(骨の中まで細菌が侵入し、根の先に細菌と膿が溜まる状態)に進行してしまうことがあります。膿の量が増えると激しい痛みが起こり、いったん根の先に細菌が侵入すると完全に取り除くことは不可能で、再発の可能性があります。
知覚過敏は、正式には象牙質知覚過敏症といいます。特にむし歯になっているわけでもないのに冷たいものがしみたり、歯磨きや甘い物、果物などでしみることがあります。知覚過敏症の原因にはいろいろな要因が考えられますので、当グループでは咬合治療や口腔外科など各分野の専門医が意見交換をしながら、原因を慎重に見極めて適切な治療を行います。
最も多いケースとしては、刺激物が象牙細管を通って、歯髄(神経)に伝わることが考えられます。本来、象牙細管は口の中に入ったものを歯髄に伝えられるほど太い管ではありませんが、何らかの理由で広がり、口の中で露出してしまった場合にこのようなことが起こります。この場合には、知覚過敏を抑制する薬(ディセンシタイザー)などで治療します。

近年、歯科医療においてもマイクロスコープ(顕微鏡)の導入が進んできました。当グループでは、優れた診療技術をより正確なものにするためマイクロスコープを導入し、治療にあたっています。
マイクロスコープは、肉眼の453倍の情報量
マイクロスコープを使った歯科治療は、顕微鏡治療と呼ばれています。当グループのマイクロスコープは肉眼に比べて最大21.3倍まで拡大することができます。その結果、情報量は肉眼の453倍となり、非常に正確な診断・精密な治療が可能となります。
根管治療では肉眼では見ることができない根管内部を確認し、より繊細な処置と治療を行うことができます。マイクロスコープを使いながら補綴物を精密に接着すると、被せ物や詰め物が外れたり、むし歯が再発したりする可能性が低くなるなど、より歯を守る治療が可能になります。
歯を守るために役立つマイクロスコープ
マイクロスコープでは、歯にマイクロクラックというひびが入っているのも確認できます。こうした症状を早期に発見して治療を行うと、高齢になっても歯が残る可能性が高まります。マイクロスコープを使った精度の高い診断や治療で、これまで抜歯を必要としていた歯を延命することもできるのです。
またマイクロスコープの画像は、その場で患者さまに見ていただけるため、ご自分の歯の状態を詳細まで理解していただくことが可能となり、治療や予防に対するモチベーションが高まるというメリットもあります。
サージテル(拡大鏡)は、レンズを通して口腔内を拡大して見れる眼鏡のようなもので、肉眼の5.5倍〜8倍ほどの倍率で見ることができます。インプラント治療や歯周外科手術などの精密治療を行う際に有効です。
マイクロスコープと異なり、頭に直接装着するため移動が容易で、すべての患者さまに対応することができます。当グループでは、歯科医師はもちろん歯科衛生士も歯石除去やクリーニングの際にサージテルを活用し、取り残しのない精密なケアを行っています。

インプラントや矯正治療などの高度な歯科診療では、今や歯科用CTでの撮影は欠かせません。当グループでは、より正確な診断が必要とされるケースには、必ず歯科用CTで撮影を行います。むし歯に侵された神経の状態や、歯周病の進行度なども詳細に把握してから治療に移行します。また、撮影した画像をもとに患者さまにできるだけわかりやすくご説明し、患者さまに納得していただいた上で治療方針を決めていきます。
現在、数多くある歯科医院の中でもCT設備の整った歯科医院はまだ少なく、インプラントや矯正治療でCTでの診断が必要な場合は、大学病院等の施設に依頼するケースが多いようです。当グループでは、院内に設備がありますので患者さまに負担をかけることなく、すぐに診断することができます。必要な場合には治療中にも撮影を行うなど、敏速な対応も可能です。より質の高い安心な治療をご提供するために、歯科用CTを活用しています。
インプラント治療
欠損部の周囲の骨の質や高さや厚み、形態を正確に把握することで、確実な診断が可能となります。
矯正治療
あごの骨の正確な断面像や軟組織の情報が得られ、歯牙移動限界点がわかるので、正確な診断や治療計画の立案が行えます。
歯周病治療
歯の周囲の骨の形態が一目瞭然にわかり、どの歯が保存可能なのかがわかります。また歯周病の進行状況などを予測することができます。
口腔外科
親知らずを抜く場合、神経との位置関係がわかり、危険な抜歯を回避することが可能となります。腫瘍の有無や、腫瘍があった場合の大きさ、位置関係などについても把握できます。
その他歯の保存において
歯が割れてしまったり、ひびが入ってしまったりした時などの診断は極めて困難なため、亀裂の方向や範囲を知るためにはCT撮影がとても重要です。

日々進歩していく歯科医療の世界。歯科医療人は常に研鑽を積み、診療技術を磨くことが求められます。当グループでは、すべての歯科医師・スタッフが技術や接遇をレベルアップするため、日々研修や練習を行っています。また全国各地の学会や最新の診療技術の講習会にも参加しています。
さらに院内でも随時、勉強会やミーティングを実施しています。患者さまに満足していただくために、診療技術だけでなく患者さまへの説明方法やコミュニケーションなど、学ぶことはたくさんあります。来院される患者さまにさらに信頼していただけるよう、これからも研鑽を積み、日々向上していくことを目指します。
さまざまな調査研究から、歯と口腔の健康と全身の健康の関係や、予防やメンテナンスの重要性が明らかになり、歯科衛生士の果たす役割がクローズアップされてきております。
当グループでは、担当歯科衛生士制を採用し、一度担当させていただいた患者さまは、今後も専任として長期にわたりサポートさせていただきます。当グループではメンテナンス専用ユニットをご用意し、落ち着いた環境の中で患者さまとコミュニケーションを取りながら、きめ細やかなクリーニングやメンテナンスを行い、信頼関係を深めることにも力を入れています。

当グループでは、歯科用CT、マイクロスコープ、レーザーなどに加え、インプラント治療に関わるピエゾサージェリーなど、最新機器を導入しています。優れたドクターの診療技術を最大限に引き出すために必要な設備を整え、保険診療も含めて高度な医療技術と設備で、安全で精度の高い治療の提供を目指しています。
地域に密着したクリニックでありながら、大学病院と同等の専門的な歯科診療をご提供できるのが当グループの強みです。これらは全て患者さまの将来を考え、歯を守る治療を実現するために必要不可欠な設備だと考えております。

歯科用CT
マイクロスコープ
ネオジウムヤグレーザー
診療面はもちろんのこと、感染対策や衛生管理についても高度な設備を整え、安心して治療を受けていただけるのも当グループの特徴です。
万全の滅菌体制は当然のこととして考え、クラスB高圧蒸気滅菌器など最高レベルの滅菌システムを導入しました。また安心・安全な治療を行うために、タービンやハンドピースなどお口の中に入る物はすべてDACというシステムで滅菌を行っています。空気清浄器も設置し、スタッフも常に清潔を意識して行動しています。

当グループは女性ドクターが多数在籍しており、女性ならではのきめ細かな気配りを活かしながら、小児歯科や根管治療、入れ歯、高齢者歯科医療、訪問診療などの治療にあたっています。特にお子さまは男性の歯科医師が近づいただけで泣き出してしまうこともありますので、お子さまの診療には、小児歯科の経験が豊富な女性ドクターを中心に対応しています。
また、女性の患者さまはバイオリズムや妊娠、更年期障害などの影響で体調が変わりやすく、特別な配慮が必要なこともあります。そうした場合も女性ドクターが、同じ女性の立場からきめ細かく配慮して治療を行いますので、遠慮なくお申し出ください。
「男性ドクターに何となくプレッシャーを感じる」方や、「美容面や審美面については男性には相談しにくい」という方も、女性ドクターや歯科衛生士がご相談に乗りますのでお気軽にお話しください。
女性ドクターは患者さまに威圧感を与えず、少しでも不安を和らげてもらえるよう、細やかな気配りで治療に当たるのが特徴です。
当グループでは、男性ドクターも女性ドクターの対応を参考にしながら、それぞれの専門性や個性を活かした診療を行っています。患者さま一人ひとりとの相性などもありますので、ご要望やお気づきの点などございましたら遠慮なくお申し出ください。

多くの患者さまが、むし歯・歯周病・かみ合わせ・被せ物の不適合など、複合的な問題を抱えていらっしゃいます。例えば歯周病で歯を無くした場合、インプラント治療を行うだけでは本当の意味での解決にはなりません。根本的な歯周病治療をきちんと行わないと、他の歯も無くしてしまうことになります。しかし従来の歯科診療では、歯科医師の個人的な考え方や得意分野の中での治療法が選択され、トータルな視点からの診療は行われてきませんでした。
そして今、歯科医療の進展に伴いそれぞれの分野での専門性が高まり、一人の歯科医師の技量だけではなくチーム医療で全体解決を目指すことが求められるようになってきました。そこで当グループでは、各分野の歯科医師が連携し、多角的に患者さまの問題を解決し、総合的に口腔内の健康をサポートできる体制を整えています。
当グループには、根管治療、歯周病、インプラント、矯正歯科、口腔外科、歯科麻酔科、小児歯科、咬合治療など、各分野のスペシャリストが在籍しており、さらに各ドクターが実力を発揮できる高度な設備を整え、大学病院や都心の大規模病院並みの診療体制を実現しています。
また、予防歯科やホスピタリティを重視する観点から歯科衛生士やスタッフとの連携、精密さや審美性を重視した治療を実現するための歯科技工士との連携も重視しています。
多くの専門家が集結する多角的なチーム診療で、患者さま一人ひとりの症状やご要望に応え、今だけでなく将来にわたって満足していただける質の高い医療をご提供します。

歯科医院への通院をためらう方は、その理由として通院回数の多さや治療期間の長さも原因の一つとなっているようです。通常、1回の治療時間は15〜30分程度に設定することが多く、1度に行う治療内容は限られます。そのため通院回数が多くなり、多忙な方や遠方から来られる患者さまにとっては大きな負担となります。また就職や転勤、ご結婚などを間近に控えているため急いで治療を終えたい、という方もいらっしゃることでしょう。
そこで、忙しくて長く通院する時間の取れない方やお急ぎの方に、治療回数を減らして患者さまの負担を軽減する短期集中治療をご提案しています。これは専門的な歯科医師が多数在籍している当グループだからこそ可能な対応です。
比較的空いている平日の午前中などに時間を取っていただき、1回1時間以上の治療時間を設定します。もちろん、短期で終わらせるために治療内容をおろそかにするなどということはありません。診査診断とカウンセリングをしっかりと行い、患者さまのご要望に合わせて満足していただける質の高い治療を行います。
こんな方におすすめしています
・口腔内の崩壊が進み、全顎的な治療が必要な方
・インプラントを埋入して仮歯を入れるまでの治療
【お願い】
短期集中治療はすべての治療に適用するとは限りません。期間の短縮や集中的な治療を実施しても問題のない症状の場合のみ行います。保険診療の場合でも適用可能となります。

歯科治療での「痛い、怖い」というイメージを払拭するために、当グループでは可能な限り痛みを抑えるための工夫をしています。
まず表面麻酔を使用することで、チクリとする麻酔の痛みを減らしています。だんだんと麻酔が効いてきた後に、電動注射器などを使用し静かに麻酔を注入しますので、痛みを感じることはほとんどありません。また、痛みを極力感じさせないために、一般的に使用される注射針と比較して40%以上も細い注射針を使用しています。
また、治療に対する不安な思いが痛みを強く感じさせることもありますので、患者さまのお気持ちに寄り添い、不安を取り除くことも心がけています。ご質問やご相談には正確にスピーディにお応えすることで安心感をあたえ、リラックスして治療を受けていただけるように工夫しています。診療に不安や恐怖のある方は遠慮なくお申し出ください。
親知らずなどの難しい抜歯やインプラントの手術の際には、設備の整った専用個室(オペ室)を使用し、数多くの症例をこなし、経験が豊富な歯科麻酔科医が局所麻酔と併用して静脈内鎮静法を行います。静脈内鎮静法とは少量の精神安定剤を点滴する方法で、全身麻酔の直前のような感覚となり、手術に対する不安や痛み、術中に口を開けたままの状態でいることなどの精神的・身体的ストレスをなくすことができます。もちろん、手術中も歯科麻酔科医が血圧や血中酸素飽和度を管理し、常に細心の注意を払います。
※静脈内鎮静費用は55,000円(税込)
痛くない、怖くない、患者さまにやさしい治療です
手術中の患者さまは少しぼーっとした状態になりますが、意識はありますのでご自分での意思表示やこちら側からの呼びかけに対しても答えることが可能です。時間の経過の感覚がなくなるので、1〜2時間の手術が20〜30分程度で終わったように感じられます。手術が終わったあとはしばらく休んでいただき、意識がはっきりしてから歩行運動などのチェックをした後、帰宅していただきますのでご安心ください。

初診の患者さまには、まず口腔内の検査をお受けいただきます。そのデータや口腔内写真、資料などをモニターに表示しながら、お口の中の状態をわかりやすく説明します。痛みなどで来院された場合は、その症状の治療を行い、落ち着かれてから検査を行います。
検査結果をもとにカウンセリングを行い、患者さまに適した治療方法をご提案し、ご自身に選んでいただきます。決して押しつけることはありません。満足のいく治療を受けていただくために、治療について十分に理解し納得してから、治療方法を選んでいただきたいと考えています。
カウンセリングでは顕微鏡でお口の中の細菌をお見せしたり、口腔内の様子をモニターで見ながら症状と治療についての理解を深めていただきます。実際の治療に使う器具や機械をお見せしながら、恐怖感や不安をなくすことにも努めています。
歯やお口の中の症状、そしてご要望がさまざまあるように、歯科診療に求められるものも千差万別です。同じ進行度のむし歯であっても、治療が同じとは限りません。歯やお口の中を本来の健康な状態に戻すためには、患者さまを取り巻く条件に適した治療が必要です。
そのために当院では、落ち着いた環境の中で患者さまとじっくり向き合ってしっかりとお話を伺い、症状や口腔内の状態だけでなくご要望やライフスタイル、ご予算などの要素もお聞きしたうえで、患者さま一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療をご提供しています。

当グループは、仕事や学校で普段忙しい方、治療を受けにくい方にこそ通院しやすいクリニックでありたいと考えています。船橋は、東京方面に通勤通学される方やご家族連れが多い街です。ビジネスマンの方、お子さまや家族の世話に忙しく、なかなか歯科医院に通う時間がない方が多い街だからこそ、通院しやすい診療体制や環境づくりに力を入れています。
歯科医院に通いにくい状況の方も、予防が大切なことは頭では理解されています。しかし、状態が悪くなり痛みに我慢できなくなってからでは負担の大きい治療が必要となり、治療に時間や費用もかかってしまいます。予防を重視する観点からも忙しい方にもぜひ軽い症状のうちに、治療や定期的なメンテナンスを受けていただき、充実した毎日を送っていただきたいと考えています。
当グループでは、お忙しい方にも通院していただきやすいよう、土日診療、平日夜21時までの診療を行っています。平日の通院が難しい方や週末に家族ぐるみで通いたい方、会社帰りに通院したい方など、患者さまのニーズにできるだけ添えるような環境を整えております。


通院しやすい環境と質の高い診療で、歯とお口の健康を守ります
2つの駅から近く利便性の高い「わかば歯科クリニック」、そしてキッズルームと大型駐車場を完備した「わかば総合歯科」 、1階でお年寄りからお子様まで通いやすく、大型のキッズルームを兼ね揃えた「下総中山わかば第3歯科」の3院体制で、患者さまのご要望やライフスタイル、ご家庭環境に合わせて柔軟に対応し、満足いただける治療を提供していくことを心がけています。

従来の歯科治療は「悪いところを治すもの」
歯科医院は「痛くなってから行くところ」
そんなイメージがありました。
しかし、悪いところだけを治す歯科治療では歯は守れません。「治療」だけではなく適切な「予防」をすることでこそ、歯を残し守ることができるということがわかっています。来院される多くの方の場合、すでに口腔内に治療が必要な問題が起きているため、まずは適切な治療を行い、お口の中を健康にしてから効果的な予防対策をとることになります。治療から予防へとつなげていくことが、とても重要なのです。
私たち「医療法人晴咲会」(以下、当グループ)は、患者さまの将来にわたって歯とお口を守り、よりよい健康的な生活を送っていただくことを目指しています。問題を解決する質の高い「治療」を行い、さらに健康な状態を維持していくための「予防」を実施することで、患者さまの大切な歯を20年後、30年後と末永く守っていきたいと考えています。
「食べる・話す・笑う・呼吸をする」
お口は、人の生活の中心となるものであり、健康の入口でもあります。歯やお口の健康は、心と体の健康とも深くつながっているのです。現在では歯科医院での診療で、心筋梗塞や糖尿病を予防できるようになってきました。当グループでは、口腔全体、及び全身をも含めた「総合的な治療や予防」を行ってまいります。
一般的なむし歯や歯周病の診療から、審美性と機能性を重視した審美治療や矯正治療、歯を無くした場合の入れ歯やインプラント治療、さらには最先端の骨造成や再生療法まで、多様な診療科目で患者さまのニーズに応え、お口からの健康づくりをお手伝いしていきたいと考えています。
大切な歯を守り、健康を守り、ご家族みんなで予防に取り組んでいただくためには、楽しく気軽に歯科医院に通院していただける環境づくりも重要です。患者さまのライフスタイルやご要望にも柔軟に対応し、お子さまからご年配の方まで「通いやすく、快適なクリニック」でありたいと考えています。