2016年11月25日

専門医による大学病院レベルの口腔外科治療

口腔外科

口腔外科は、口腔内と口腔機能に関する臨床医学です。当グループでは、親知らずの抜歯や唾液腺などの小手術、口もとのケガや歯槽骨骨折などの外傷などについても、口腔外科専門医が患者さまの痛みや負担をできるだけ軽減し、安全に治療を行います。

難症例の親知らず治療も行っています

親知らず親知らずとは第三大臼歯や智歯とも言われ、最後に生えてくる1番奥の永久歯で多くの場合10代後半から20代で生えはじめます。しかし近年はあごが細く、親知らずの生えるスペースが不足している人が増える傾向にあり、生えても一部だけが出ている、横に傾いている、完全に埋まったままになっているなど、複雑な生え方の親知らずが増えています。

生え方によっては充分な歯磨きができないためむし歯になりやすく、また周りの歯や歯ぐきに悪影響を与えて炎症を起こしやすくなりますので、早めに抜歯などの治療を受けることがすすめられます。

生え方によっては若いうちに抜歯を
親知らずを抜歯した方がよいのは、中途半端に生えてきて歯の一部だけが見えてきている場合や横向きに生えてきている場合、骨の中に完全に埋まっているがレントゲン写真上問題がある場合、歯並びを悪くする恐れがある場合などです。年齢が若い時の方が抜歯後の骨の回復がスムーズであることからも、若いうちでの抜歯をおすすめします。

親知らずが引き起こすトラブル

親知らずの隣の歯(7番)がむし歯になりやすい
親知らずが正常に生えていないと、歯磨きが充分にできないため汚れが溜まりやすくなり、そのためむし歯や炎症を起こしやすく、その手前の歯にも影響が及びやすくなります。

歯並びが悪くなる
横向きに生えた場合は手前の歯を押す力が強いため、一番細い歯である前歯の並びが悪くなることがあります。

顎関節症などあごに影響が出る
上下のかみ合わせが悪くなると、顎の筋肉に負担がかかったり、顎関節症を起こしたりすることがあります。

<抜歯がすすめられる場合>
・横向きに生えている
・埋伏して、他の歯の根に悪影響を与えている
・むし歯になっている
・炎症をくりかえしている
・痛みがひどい
・頬を噛んでしまう
・矯正治療を検討している

<親知らずを残した方がよい場合>
・正常に生えている
・完全に埋まっていて問題がない
・手前の歯を失い、親知らずを利用してブリッジを検討している
・親知らずを歯の移植に利用したい

当グループで対応できる口腔外科治療

外科的処置を必要とする病気や、難症例の根管治療なども口腔外科分野です。

歯科小手術
歯肉や歯根の周囲に腫瘍ができるエプーリス(歯肉腫)や、のう胞などの歯科小手術も行っています。

歯牙移植
重症のむし歯や、歯が割れるなどして歯を残せない場合、生まれつき歯がない場合、親知らずやお口の中で機能してない歯(埋伏歯)を移植歯として埋め直す治療のことをいいます。移植した歯は、他の歯と同じように機能することができます。

ヘミセクション・トライセクション
ヘミセクションは、下顎の大臼歯の2本ある歯根のうちの1本を抜いてしまう治療です。歯根が折れてしまったり、穴があいて残しておくことが不可能だが、もう1本は残せそうだという場合に、悪くなった方の歯根を取り除く手技です。トライセクションは、上顎の大臼歯の3本ある歯根のうち、1本をヘミセクションと同様に切断して抜く治療です。

逆根管充填(歯根端切除術)
根管治療で被せ物が除去できない場合や根管が曲がっていて治療ができない場合、歯肉を切開して歯根側から治療する方法です。

歯並びだけでなく、顔立ちもキレイに改善する矯正治療

矯正歯科

歯並びのよい歯とは、位置や形・色などが美しく噛みやすい歯であること。そして、外から見た顔立ちや口もとが整っていることが条件です。現代人はあごの骨が小さくなってきているので、1本1本の歯がきれいに並んでいても、あごの大きさに不相応な本数であると歯並びが外側に広がり、口もとが膨らんで見えます。また、歯が外側に広がって生えた状態ではかみ合わせが悪くなり、顎関節症などの原因ともなります。

当グループでは、矯正歯科の専門研修を受けた歯科医師による治療をご提供しています。歯並びを治すことによって見た目の悩みを改善すると共に、歯本来の機能を充分に発揮できるようにし、また歯が磨きやすい環境をつくることによって、むし歯や歯周病の予防につなげます。

28本のきれいな歯並びで、美しく健康的な顔立ちを作ります

矯正歯科成人の歯は親知らずも入れると32本ですが、あごが小さくなる傾向にあるので、32本全てをあごの上に並べようとすると外に拡がってしまい、歯が斜めに生えるケースが増えています。本来、歯は垂直方向に力がかかるものなので、斜めに歯が生えていると負担がかかり、むし歯などのトラブルになりがちです。

生涯にわたって、健康な28本の歯を守るために
当グループでは、矯正歯科認定医が「生涯よい歯28本」を基本に、理想的な歯並び・口元を目指して計画的に28本の歯を、より美しく機能的な位置に配置し持続させる治療を行います。

親知らずと4番の歯(第1小臼歯)も抜いて24本にすることは矯正治療にもありますが、歯を守ることを重視する当グループでは、20歳代で歯の総数が28本になるような矯正治療を行っています。高齢になっても多くの歯を残すために、「80歳で20本」の自分の歯を残すためには、歯の本数は確保しておきたいという理由からです。

美人の条件、Eラインを重視して治療を行います

Eライン歯をきれいに並べるだけでなく、横顔の鼻、唇、あごの高さを結んだEライン(エステティックライン)に唇の高さが収まると、引き締まった口もとになり顔立ち全体が美しく整えられます。当グループでは歯をきれいに並べるだけでなく、Eラインに唇の高さが収まる引き締まった口もとを目指し、バランスの良い整った顔立ちになるように心がけています。

歯やお口の健康にも役立つ矯正治療

矯正治療矯正治療の目的は、歯並びをきれいにすることだけではありません。当グループでは、しっかりと噛めるかみ合わせや、お口の中を清潔に管理しやすい環境にすることで、歯やお口の健康を守り、歯の寿命を延ばすためにも矯正治療は効果的だと考えています。また、矯正治療中のメンテナンスにも力を入れ、むし歯になってしまった際も速やかに対応しますので、安心して治療を受けていただけます。


<歯並びを悪いまま放置することによるデメリット>
・歯磨きがしにくいため、むし歯や歯周病になりやすく口臭の原因になる
・かみ合わせが悪いために食べ物を噛みにくく、話すときに言葉が漏れる
・子どもの場合あごや骨の成長が遅れ、発育不良を招く恐れがある
・コンプレックスにより、人前で笑ったり話したりすることがおっくうになり、消極的な性格になる

子どもの矯正について

小児矯正近年、子どもたちのあごの骨は小さくなってきていますが、歯の大きさは変わらないため、歯が並びきらずに歯並びが悪くなる傾向にあります。そこで、子どものあごが成長する時期に矯正治療を始めると、あごや口腔の成長を活かして上下のあごのバランスを整えられるので、健やかな成長を促すことが期待できます。

あごの成長が終わり、永久歯の歯並びが完成した時期に矯正する際は、抜歯が不要となることも少なくありません。お口の状態に合わせた治療計画を立てますので、治療方法、装置の種類、治療期間や費用などはお気軽にご相談ください。

子どもの矯正を始める時期とは?
歯並びや咬み合わせの状態は人によって異なるため、治療を始める時期も違ってきます。歯並びや骨格、あるいは成長のスピードによって早期治療が適している子どももいれば、成長を待ってから始めた方がいい場合もあります。

治療のタイミングを逃してしまうと骨格などにズレが生じることがあります。また、成長してからでは矯正治療が難しくなり、治療期間もそれだけ長引きます。適切な時期を見極めるためにも、永久歯の前歯と奥歯が生えてくる6~7歳頃に、一度矯正専門医の診断を受けることをおすすめします。

成人矯正について

成人矯正歯やあごの成長発育が終了し、永久歯になった方への矯正治療です。歯列をきれいに並べ、かみ合わせを整えます。近年はサービス業や営業職など、人前でのお仕事の機会が多い方が歯並びを気にされて治療を受けるケースが増えています。また、中高年の方でも健康な歯や歯ぐきであれば治療は可能です。加齢により悪くなった歯並びの矯正も行います。

「目立たない矯正装置にしたい」「取り外しのできる矯正装置にしたい」「部分矯正で気になるところだけ治したい」などのご要望にもお応えしますので、お気軽にご相談ください。

患者さまのニーズに合わせた装置が選択できます
当グループでは、目立ちにくい透明な装置や痛みの少ないワイヤーブラケットなど、幅広い種類の装置をご用意していますので、患者さまのご要望に合せてお選びいただけます。
インプラント専門医や口腔外科医と協力した「歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正治療」にも対応します。

【歯科矯正用アンカースクリューを使用したインプラント矯正とは?】インプラント矯正
上下の顎のずれが大きい不正咬合などで、外科的手術を必要とした症例などに使われる治療です。インプラント治療の技術を応用した治療方法で、埋入した歯科矯正用アンカースクリューを支点として歯を効率的に移動させます。

矯正治療の対象となる不正咬合の種類

八重歯・乱杭歯(叢生)不正咬合の種類
犬歯などが飛び出して他の歯と重なっている状態です。永久歯の抜歯を伴う治療が多くなります。

出っ歯(上顎前突)不正咬合の種類
上の前歯が大きく前突している状態。「単に前歯が出ている」「上あごが大きい」「下あごが小さい」という3タイプの症状があります。

受け口(下顎前突・反対咬合)不正咬合の種類
下あごが出ている状態。上下のあごの成長のバランスが崩れ、しゃくれた顔立ちになる可能性が高まります。前歯の生え替わりの時期に自然に治る場合もあります。

しっかり噛んでも隙間ができる(開咬)不正咬合の種類
奥歯は噛んでいるのに、上下の前歯が開いたまま咬み合わすことができない状態です。重度の場合は外科手術を伴います。

かみ合わせが深すぎる(過蓋咬合/ディープバイト)不正咬合の種類
上下の歯を咬み合わせたときに、上の前歯が下の歯を覆い、まったく見えないようなケースです。放置すると顎関節症になる場合もあります。

すきっ歯(空隙歯列歯)不正咬合の種類
歯と歯の間に隙間がある状態です。あごに対して歯が小さすぎたり、歯が欠損していたりすることが原因です。また舌で前歯を押す癖で生じるケースもあります。

より自然な美しさに仕上げる被せ物や詰め物で行う審美治療

審美歯科

審美歯科は、歯の白さや歯並びなどの美しさに焦点をあてた歯科治療です。一般歯科とは治療目的が少し異なりますが、清潔で美しい歯にすることで見た目だけではなく、お口全体の健康にもよい影響をもたらします。

歯科治療技術の進歩により、さまざまな材質の被せ物や詰め物が開発されています。当グループでは、天然歯に見えるほど自然に仕上げる被せ物や詰め物をご用意し、単に歯の色や形だけでなく、笑ったときの見え方やお顔全体とのバランスなども配慮した審美治療を行います。

歯科技工士との連携で精度の高い審美治療が実現します
当グループでは、健康な歯をできるだけ削ることなく長く使っていただけるように機能性を重視した上で、見た目を美しく整えることを心がけています。さらに、専門的な技術を備えた歯科技工士との連携で歯の色や形を合わせ、精度の高い歯科技工物を作製します。お口の中の状態や、ご要望・ご予算に合わせて最適なものをご提案しますので、お気軽にご相談ください。

多彩な材料をご用意しています

クラウン(被せ物)とインレー(詰め物)があり、素材にもさまざまな種類があります。
当院では、自然観のある材料を使った治療を積極的にご提案しています。それぞれに色調や強度などの特性がありますので、症状やご要望に添って最適の方法をご提案します。

※等ページ記載のクラウン・インレーにつきましては、自由診療となります。
健康保険は使用できませんが、高額治療費は医療費控除の対象となります。

オールセラミッククラウンオールセラミック
セラミック素材は審美性・機能性が高く、安全で長く使用しても変色することがありません。欠けた歯や大きさが不揃いな歯にセラミックのクラウン(冠)をかぶせて歯の色や形、歯並びなどを改善します。

オールセラミックの特徴
●金属アレルギーの心配がない
金属を使っていないので、歯ぐきが黒ずむ心配もありません。

●見た目がきれい
天然の歯に近い色調です。

●長持ちする
メンテナンスや日々のお手入れをきちんとしていただければ、長持ちさせることができます。

オールセラミックは自由診療となります。
費用:121,000円(税込)
※税率は10%の場合

ジルコニアセラミッククラウンジルコニアセラミック
従来のオールセラミッククラウンは、内部・外部共にセラミック単体で製作していましたので、金属を使用した差し歯に比べて割れやすく、奥歯には使えない場合がありました。ジルコニアセラミッククラウンは、格段に強度が増し、特に奥歯に向いています。

フルジルコニアセラミッククラウンは自由診療となります。
費用:88,000円(税込)
※税率は10%の場合

メタルボンドメタルボンド
セラミッククラウンの1種で、金属フレームをベースに、その表面に白いセラミック剤を焼き付けたクラウンです。セラミックによる審美性と金属の持つ強度という各々の長所を兼ね備えています。セラミックは色味を調整することができるため、天然歯と見分けがつかないほどの色合いを出すことができます。また芯に使う金属には白金加金(プレシャスメタル)を使用しています。適合性や耐久性が高く適度な弾性があり、歯に優しく金属アレルギーを起こしにくいなどのメリットがあります。

メタルボンドは自由診療となります。
費用:99,000円(税込)
※税率は10%の場合

オールセラミックインレーオールセラミック
奥歯の銀歯などが目立って気になる場合や、金属アレルギーが気になるというケースに使われる詰め物です。透明性が高いため、より自然な色を再現できます。唾液の吸収がないため口臭の心配もなく、天然歯と見分けがつかないメリットがあります。

セラミックインレーは自由診療となります。
費用:44,000円(税込)
※税率は10%の場合

レーザーによる歯ぐきの治療

レーザー歯ぐきの色の黒ずみや変色は、表層に入り混んだメラニン色素や、被せた金属が溶け出し、入れ墨のように黒く変色する場合など、さまざまな原因が考えられます。当グループでは、このような患部へのレーザー治療を行っています。

歯ぐきの色素の気になる部分にレーザーを照射します。色素の度合いや治療する範囲により異なりますが、短期間で効果が期待できます。ただしレーザー照射後2日程度はお食事の際に刺激物がしみる場合があります。レーザー治療は痛みがほとんどなく、副作用もなく、歯周病や口内炎の治療にも使われる安全な治療ですので、安心してお受けいただけます。

各種治療の治療内容・リスク・副作用

治療内容・このようなケースに

虫歯治療後もしくは見た目の問題で歯を白くしたい場合など、

歯の一部または大部分を失った場所に対してセラミック・金属(歯科用金合金・金銀パラジウム合金)素材の詰め物・被せ物を装着して見た目・噛み合わせの回復をはかる治療方法。

詰め物・被せ物について

セラミック
・虫歯治療後の詰め物・被せ物を白く希望される場合

・現在の金属の詰め物・被せ物が取れたり欠けたりして、再治療に白い物をご希望される場合

・現在の金属の詰め物・被せ物に問題はないが、見た目を自然に白くしたい場合

・金属アレルギーのある方、または心配な方に

・現在の詰め物・被せ物・ブリッジに違和感、不調のある方などに

・歯茎との境目が黒ずんで気になる方に

金属
・現在の金属の詰め物・被せ物が取れたり欠けたりして、再治療でも金属をご希望される場合

・現在の詰め物・被せ物・ブリッジに違和感、不調のある方などに

健康保険と自費の適用について

当ページにてご紹介しております素材等は、自由診療となり健康保険対象外です

リスク・副作用

  • 事前に神経の処置(根管治療)や土台(コア)の処置が必要になることがあります
  • かみ合わせ・歯ぎしりの強い方は、破損防止のためにマウスピースをおすすめすることがあります

手軽に美しく白い歯をめざす、体にやさしいホワイトニング治療

ホワイトニング歯を削ることなく、歯磨きや歯のクリーニングでは落とすことのできない黄ばみを落とすのがホワイトニングです。歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の黄ばみ色素を分解して白くしていきます。天然の歯を白くしていくため、自然な美しい色調に仕上げることができます。

ホワイトニングには、ご家庭で手軽にできるホームホワイトニングと、短い期間で白くするオフィスホワイトニングの2種類があり、ライフスタイルに合わせてお選びいただけます。

ホワイトニングは自由診療となるため、健康保険はご利用いただけません。

ホームホワイトニング費用:16,500円(税込)
オフィスホワイトニング費用:16,500円(税込)
※税率は10%の場合

【オフィスホワイトニング】早く確実に白くしたい方に

オフィスホワイトニング当グループでは、ホワイトニング効果が高く安全性も高いハロゲンライトを使用したホワイトニングシステム【BEYOND(ビヨンド)の最新バージョン「POLUS」】を導入しています。ハロゲンライトの強いパワーを維持しながら熱を抑制する特許取得の特別なフィルターを使っているため歯への刺激が少なく、痛みが出にくいメリットがあります。体に負担をかけず、安全に効果的なホワイトニングを受けていただけるようになりました。

オフィスホワイトニングの流れ
歯科医師がお口の中の診査を行います
次へ
むし歯などがあれば、まず治療を行います。
次へ
PMTCで、ブラッシングでとれないような歯の汚れや歯石を除去します
次へ
ホワイトニング剤を歯に塗り、ホワイトニング用のライトで強い光をあてます。1〜2時間かかりますが、チェアの上でリラックスしているだけで、輝くような白い歯になります。

【ホームホワイトニング】ご自宅でマイペースに

ホームホワイトニング患者さまの歯型に合わせたトレーを作製し、ご自宅でホワイトニング剤を注入して使用していただきます。睡眠時やくつろいでいる時など、マイペースに施術できます。薬剤の作用が緩やかで染みにくいので、歯や歯ぐきが敏感な方にもお使いいただけます。

ホームホワイトニングの流れ
歯科医師がお口の中の診査を行います
次へ
むし歯などがあれば、まず治療を行います。
次へ
マウスピース作成のための型取りを行います
次へ
PMTCで、ブラッシングでとれないような歯の汚れや歯石を除去します
次へ
歯型から作成したマウスピースをお渡しし、ホワイトニング剤の入れ方やマウスピースのはめ方などをご指導します。
次へ
ご自宅で夜寝ている時間などを利用して、マウスピースを装着していただきます。会話などは普通にできますが、装着中の飲食は控えて下さい。

専門医による高度なインプラント治療

インプラント

インプラントとは、歯を失った部分のあごの骨にチタンでできたネジ(人工歯根)を埋入し、そのネジの上に歯を作るという一般歯科と口腔外科を総合した治療です。チタン製のネジがあごの骨と結合するまで2〜6ヶ月ほど時間を要しますが、他の歯を痛めることなく、天然の歯に近い噛み心地を再現できるなど、とてもメリットの多い治療法です。また、きちんとメンテナンスを続ければ、長持ちすることも最近の調査で明らかになっています。

各分野の専門医が結集して治療を行います
当グループでは、インプラント専門医、口腔外科専門医、麻酔専門医によるチーム医療で、安全でしかも高度なインプラント治療をご提供することができます。難症例にも対応することができますので、他院では無理と言われたケースでもぜひご相談ください。

難症例のインプラントについては、骨造成法/再生療法へ

安心して治療を受けていただくために

インプラントインプラント治療は専用の個室で行い、歯科麻酔医が局所麻酔と静脈内鎮静法を併用して行います。これによりインプラント手術に対する不安や痛み、術中に口を開けたままの状態でいることなどの精神的・身体的ストレスをなくすことができます。また、インプラント手術中も歯科麻酔医が心電計や血圧や血中酸素飽和度を管理し、常に細心の注意を払っているため、安心して治療を受けていただけます。

静脈内鎮静法について詳しく

インプラントと他の治療法との比較

ブリッジ【支えにする歯を痛めやすい】ブリッジ
抜けた歯の両隣の歯を削り、支台を形成します。そこに連なった義歯を被せます。ブリッジは使用上の違和感がなく、材質によっては見た目が天然歯と変わらないというメリットがあります。しかし、義歯の負担が支台歯にかかり、歯ぐきを痛める原因になります。そのため、抜けた歯が多い場合にはブリッジができない場合があります。また支台歯は、むし歯や歯周病にかかりやすいので、よくお手入れすることが大切です。

入れ歯【歯ぐきや地の歯に負担がかかる】入れ歯
入れ歯は、一般にクラスプと呼ばれるバネを使って他の歯に固定させます。取り外しが可能で、失った歯が多い場合に適用されます。しかし、物を噛んだ時の負担は歯ぐきに直接かかるため、痛みが出てしまう場合があり、またクラスプをかけた歯には噛むたびに負担がかかり、その歯の寿命を縮める恐れがあります。

インプラントのメリット

違和感がないimplant
インプラントは、天然歯とほとんど変わらない感覚を再現することができます。

耐久性
入れ歯は5年、ブリッジの寿命は7年といわれるのに対し、インプラントは15年も持ちこたえると言われます。状態がよければ、40年以上長持ちしているケースもあります。

よく噛めるimplant
入れ歯では満足に噛めないことがありますが、インプラントは強い力が加わっても安定しているため、自分の歯と同じように噛むことができます。

美味しく食べられる
入れ歯では噛む力が弱くなったり、粘膜の一部が覆われて味覚が低下することがありますが、インプラントは味覚が低下することがなく、美味しく食べることができます。

話しやすいimplant
入れ歯がお口に合っていないと動いたりして発音に支障を来すことがありますが、インプラントは話すことに支障はありません。

周りの天然歯への負担が少ない
インプラントは残った歯に依存することがないので、全体の寿命を延ばすことができます。

インプラントについての詳細は「市川・船橋インプラントセンター」ホームページで詳しく説明しております。

効果的なメンテナンスとホームケアで、歯を残し守る予防歯科

予防歯科

従来の歯科の定期検診は、基本的にむし歯や歯周病の早期発見・早期治療を目的としていました。しかし、今注目されている予防歯科は、むし歯や歯周病にならないことを目的としたメンテナンスが中心となっています。

担当歯科衛生士がきめ細かいケアとアドバイスを行います
当グループでは、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士が付き、歯の状態や習慣、ライフスタイルなどを理解した上で、適切なケアとアドバイスを行います。検査結果やプラークコントロールの状況から、カリエスリスクや歯周病のリスクを判断し、通常は3ヶ月間隔、矯正治療中の方は1ヶ月間隔で、最適なメンテナンスをご案内します。

患者さまの今までの習慣も大切にしながら、ご家庭でも無理なくよりよいお手入れができるように、ブラッシング指導や生活指導を行います。

患者さまにもお口の中を知っていただき、予防意識を高めます

位相差顕微鏡定期検診では口腔内のプラークを採取し、位相差顕微鏡で菌の種類や活動の様子を患者さまにも確認していただきます。カリエスリスクや歯周病リスクを自覚していただき、その後のお手入れのモチベーションアップや適切なケアのご提案に繋げています。

中にはショックを受けられる患者さまもいらっしゃいますが、実際にご自分のお口の中の状態や細菌を認識していただくことで、予防への意識は高まり確実に効果も上がるのです。

当グループの予防歯科メニュー

高い予防効果が認められているPMTCを中心とした予防ケアを行っています。

PMTCPMTC
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)とは、歯科医師や歯科衛生士などの専門家による機械的歯面清掃のことを言います。むし歯や歯周疾患の原因となる細菌バイオフィルムを除去し、再度バイオフィルムが付着しにくい口腔環境を作ることを目的としています。

歯面研磨剤もPMTC専用のものを使用し、歯科衛生士が拡大鏡を使い、歯の表面の細かい溝や歯肉の中の溝も、裸眼で行うより精密に取り除いていきます。そのため歯周病リスクの高い方への的確な清掃はもちろん、健康な状態にある人もその状態をしっかり維持することができます。

●エステ感覚で人気です
痛みや不快感がない快適なクリーニングなので、どなたにも安心して受けていただけます。クリーニングした後は、フッ素入りジェルで歯の表面をトリートメントします。舌触りもなめらかになってお口もさっぱりします。最近は、エステ感覚で利用される方や、口臭やタバコのヤニを気にされる男性の方のご利用も増えている人気の予防方法です。

【細菌バイオフィルムとは】
細菌バイオフィルムとは、成熟したプラーク(歯垢)の表面の膜のことです。水回りの"ぬめり"のようなもので、水で洗い流したり歯ブラシでこすっても取り除くことができません。また、バイオフィルム内の細菌はフィルム状の膜で覆われているため、薬剤にも強い抵抗性を示します。バイオフィルムはPMTCで取り除くことがもっとも確実で効果的です。
PMTC

ブラッシング・デンタルフロス指導ブラッシング指導
ブラッシング指導では、正しい歯ブラシの持ち方や、歯や歯ぐきへの当て方・動かし方を指導し、むし歯や歯周病の成り立ちなどをご説明します。正しい磨き方を会得し、今までの磨き癖を改善し、汚れを効率的に落とすコツをマスターしていただきます。

スケーリングスケーリング
歯肉や歯周ポケットに付着しているプラーク(歯垢)や歯石などを取り除く治療です。毎日の歯磨きでは除去できない歯石を定期的に取り除くことで、歯周病などを予防します。

エアフローエアフロー
紅茶やコーヒーなどによる色素沈着や、タバコなどによる歯の表面の汚れ「ステイン(着色汚れやヤニ)」は日常のブラッシングでは落とせません。そこでお勧めしたいのがエアフローです。エアフローは、歯に超微細なパウダーをウォータースプレーとともに射出することで、歯の表面を傷つけることなくステインを短時間で落とします。エアフローとPMTCの併用で清掃した歯には、プラークやステインが付きにくくなります。


フッ素塗布フッ素塗布
歯の石灰化を促したり、細菌の活動を抑制させたりする効果があると言われるフッ素を歯に直接塗布し、むし歯を予防する治療法です。定期的にフッ素塗布をすることをお勧めします。

口臭予防対策口臭予防対策
口臭が気になる方には舌のクリーニングをおすすめしています。口臭測定器で口臭を把握していただくこともできます。

お子さまの予防歯科について

お子さまの予防歯科カリエスフリー(むし歯がないこと)を目指し、乳歯が生え替わって大人の歯になるまで責任をもってコントロールさせていただきたいと考えています。矯正治療を受けるお子さまも、むし歯や歯肉炎の予防を重視し、定期的なクリーニングとご家庭でのケアの指導を徹底しています。

ご家族で来院されることが多いので、お子さまだけでなくご家族にもお口の中についてご説明し、ご家族全員とコミュニケーションをとりながらお子さまのお口の中をコントロールしていきます。気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

お子さまの現在、そして将来のために歯を守り育てる小児歯科

小児歯科

誕生から乳歯が生え、やがて永久歯へと生え替わる子ども時代。お子さまの将来を考えると、この時期にむし歯のない永久歯列を作り、歯並びを管理して大切な歯を健康的に育み、お子さま自身に歯磨きの習慣をつけることが重要です。

そこで、むし歯の治療をはじめ、シーラント(※)やフッ素塗布といったむし歯の予防処置、永久歯の歯並びやかみ合わせが正しくなるための生活指導などを行います。お子さまが"歯医者ぎらい"にならないよう、また歯を大切にする気持ちを育み、進んで治療を受けられるよう工夫しています。
※シーラント:奥歯のかみ合わせにある溝を、プラスチックやセメントなどで埋めること

お口の中の細菌も検査してから、予防や治療を行います

小児歯科生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、細菌は存在しません。しかし、ご家族から2歳ぐらいでむし歯菌が感染し、歯周病菌は4歳ぐらいで感染します。お子さまの歯の予防は、まずご家族がお口の中をきれいにすることと、口移しで物を食べさせたりスプーンを共有したりすることを避けることから始まります。

当グループでは最初に細菌検査を行い、むし歯菌と歯周病菌の有無を顕微鏡で確認します。お子さまのお口の中の状態を確認して、どのような生活習慣がお口に影響を及ぼしているかを分析し、どのようなアプローチが必要かを判断します。また定期的にお子さまのお口の中の写真を撮り、記録として残しながら将来にわたってトータルな管理を行っていきます。

歯医者ぎらいを作らないように、無理のない治療を行います

無理のない治療痛みがある場合や何回も通院することが無理な場合には早めに治療を行いますが、通常は無理に治療をすることはせず、まず歯科医師やスタッフと仲良くなり、恐怖心を取り除くところから始めています。

予防では、まずお口の中を診察して歯の生え方や歯並びをチェックし、飲みこんでも大丈夫なフッ素を塗り、シーラントの処置を行います。シーラントは歯の溝の中に食べ物が残らず、ブラッシングもしやすくなるので、むし歯予防に有効です。むし歯があった場合は、ダイアグノデントでむし歯の進行度を客観的に診断して最小限の治療を行い、その他の部分はむし歯の進行を抑えるフッ素を塗ります。

小児歯科が得意な女性ドクター、スタッフが揃っています

小児歯科お子さまの治療は、年齢やむし歯の程度、お子さまの性格などにより異なります。当グループでは、小児歯科専門のトレーニングを受けた女性スタッフを中心に、お子さまの気持ちと成長を考えた診療を心がけています。また理事長は、地域の小学校校医を担当し、お子さまの診療経験も豊富です。お子さまの歯やお口の健康や成長について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

お母さんも治療を受けていただきやすいように配慮しています
小さいお子さまのいるお母さんは、自分の健康のことは後回しにされがちです。しかし、むし歯菌や歯周病菌はお母さんから感染することも多く、お母さんご自身がお口の中を健康にしておくことは、お子さまの健康にもつながるのです。

当グループは小さいお子さま連れの方にも来ていただきやすいクリニックです。治療中はスタッフがお子さまも見守りますので、安心してご来院ください。

乳歯だからこそ大切にしていただきたいと考えています

小児歯科近年、歯を守る意識が高まり、お子さまのむし歯も減ってきました。しかし「乳歯はどうせ生え替わるから放っておいてもよい」という親御さんも稀にいらっしゃいます。しかし、乳歯がむし歯のままであったり、むし歯が原因で抜けていたりすると、永久歯の成長に悪い影響を与えたり、歯並びを悪くすることがあるのです。また乳歯がむし歯になる子は、永久歯もむし歯になりやすいリスクがあります。

健やかな乳歯は、きれいな永久歯や正常な歯並び・かみ合わせへの第一歩と考えて、しっかり予防してください。乳歯も永久歯も、むし歯が進んでしまうと麻酔をする治療となり、お子さまにとっても親御さんにとっても非常に負担の大きいものです。ぜひ乳歯のうちから歯を大切にしましょう。

歯医者さんデビューは反抗期になる前に
2〜3歳の第一次反抗期にむし歯になると治療が大変です。歯を守るためにも反抗期の前に歯医者さんデビューをして歯科医院に慣れ、歯磨きのトレーニングをして予防を始めることをおすすめします。

また仕上げ磨きは、小学生の間は続けてください。お子さまがいやがる時も歯磨き後のチェックは続けてください。特に高学年の頃には、むし歯になりやすい12歳臼歯が生えてきますので注意しましょう。

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